"稀代の美男芸術家"モディリアーニ
彼の才能に惚れ込み、支え続けたズボロフスキー
二人を巡る友情と真実の愛、
そして芸術にかける執念とプライドを描く
ストレートプレイからミュージカルまで様々な作品を手掛けるG2が長年構想を温めてきたオリジナル・ミュージカル『モンパルナスの奇跡~孤高の画家モディリアーニ~』の初演が決定。20世紀初頭、モンパルナス界隈の芸術が溢れかえっていた時代を題材に、2024年6月中旬、上演いたします。
モンパルナス:Montparnasse
パリ市内のセーヌ川左岸、モンパルナス大通りとサスパイユ大通りの交差点を中心とした地域。20世紀初頭、集いの場であったカフェを拠点に世界中から芸術家や作家が集まり、アーティストの聖地となる。スペインからピカソ、イタリアからモディリアーニ、日本からは岡本太郎、藤田嗣治らが移住し、アメリカ人作家ヘミングウェイもこの地に通いながら小説を書いた。自由と奔放に満ちた「パリ狂騒時代」の文化の中心地である。
Story
第一次世界大戦下のパリ。
無名の画家モディリアーニは孤高の画風で批評家を寄せつけず、毎夜カフェで客をスケッチし売り歩いては日々をしのいでいた。ポーランドの若き詩人・ズボロフスキーはモディリアーニの絵に感動し、彼を成功に導こうと自ら画商に転身する。だが、前途には想像を超えた障壁が待ち受けていた。
パリ・モンパルナスの街で繰り広げられる、ふたりの男の友情と葛藤、愛と裏切り、警察沙汰、戦争の影、生と死。やがてモディリアーニはうら若き女性ジャンヌとの愛にのめり込み、衝撃のラストへと突き進んでいく。